猿をかついで、背負い投げ。   - nobuaki blog - 

タフでタイトな世界をおかしくおろかしく駆け抜ける

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連続射殺犯・永山則夫の半生にひどく衝撃を受けたことから「こっけいの山」の構想は始まりました。

青森からの集団就職で上京してきた永山則夫は、東京で夢破れ挫折感を味わい、人生への絶望と焦燥の中で罪を犯します。

もちろん、多くの地方出身者が同様の辛酸の中で生きているのだから、永山則夫の犯罪を肯定することは出来ません。

永山則夫の事件の背景にはよく「無知と貧困」が語られます。
青森と北海道の劣悪な家庭環境が永山則夫にどう影響したのか。
永山則夫の悲しい両親のあり方はどう作用したのか。

僕は、永山事件を通して、ここにもまた生きることのタイトさがあると心を強く動かされました。

「こっけいの山」の守夫は殺人は犯しません。

話を書き進めるうちに、犯罪・被爆・愛憎という要素が膨らみ、この芝居の筋書きのテーマは「許す」というものになっていきました。


出来ることなら、願わくば許したい。
許さないことは不幸である。
そう思っています。そう願って芝居を作りました。
しかし、家族や愛おしい人を殺されでもしたら許せるのか。
その問いには、僕のようなものでは、まだまだ結論は出せません。

これはあくまでお芝居です。
お芝居としてお客様に楽しんで頂けることが最大の目的です。
テーマみたいなものは、まぁ、何でしょう、下味みたいなものでしょうか。

調味料や食材の分量より、豊かな食卓だったかが肝要です。

ご来場本当にありがとうございました。
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  1. 2006/08/02(水) 14:41:46|
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