猿をかついで、背負い投げ。   - nobuaki blog - 

タフでタイトな世界をおかしくおろかしく駆け抜ける

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かつて演出の竹内銃一郎さんが、演出という仕事は助産婦のようなものだと書かれていた。

役者の表現は、今まさに生まれんとする赤子のようなものである。
その母と赤子の傍らにいて励ますことが演出に出来ることである。
外科医のようにメスを振るうものではない。

とても感動したが、自分は到底そんな境地にはない。
俺が俺がの俗物である。

でも、カンパニーは家族であり、表現が子どもであるという感覚は恥ずかしながら持っている。
近しい存在だから、愛おしさも怒りも激しいのである。
そういう感情はとてもありがたい。
疲れるがいいものだ。

たった一度だけ、自分の芝居に愛おしさも怒りも感じなかったことがあった。
よいときはよいなりに、わるいときはわるいなりに自分の芝居に対して強い感情があるのが常だ。
それなのに、本番中自分の芝居で他人事を見るような感覚に襲われた。
一度だけだが、ある種の悪夢だった。
もうそんなことだけは嫌だという気持ちがそれからずっとある。

ありがたいことに、それ以来、何とか強く気持ちを揺さぶられながら芝居をやらしてもらっている。

それは今日の稽古でも同じだった。
リスペクトできる人がいて、愉快な人がいて、ほっとけない人がいて、大切な人がいる。
喜怒哀楽がきっちりある。
助産婦にはなれてないが、分娩室の前をうろうろしている。
感謝である。

演劇を観に来てください。

劇団展開回路「こっけいの山」
7月28日(金)~30日(日) しもきた空間リバティ
ホームページ http://tenkaikairo.yon.to/
ご来場をお待ちしております。
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  1. 2006/07/17(月) 00:18:58|
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